平成31年3月10日 「こどもから大人まで…あなたのための歯科講演会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
3月10日(日)午前中の東伊豆地区に続いて、14時より、西伊豆町保健センターにおいて、「平成30年度住民向け歯科講演会」を開催しました。
賀茂健康福祉センターの挨拶、保健師による「賀茂地域の健康寿命延伸に向けて」の説明に続いて講演となりました。西伊豆松崎地区は、賀茂歯科医師会 藤井歯科医院 院長 藤井規之先生に講師を務めて頂き、西伊豆町の子供の虫歯有病者率の高さ、定期的な検診の必要性、歯周病と病気の関係 歯周病疾患健診の受診の紹介、フレイルにならない為、口、舌の体操が大切など海外ボランティア経験をふまえてお話しいただき、地域住民・関係者40名が参加。
質疑では、参加したお子様より「歯磨きの時間について」質門があり「おおむね5分程度」「仕上げ磨きの大切さ」、他の参加者からの「舌をみがく事」についての質問には、「歯ブラシを代用せず専用の舌ブラシで1日1回」、「歯磨きは暖かい所で実施する」ことを紹介いただきました。
平成31年3月10日 「こどもから大人まで…あなたのための歯科講演会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
3月10日(日)10時より、東伊豆町保健福祉センターにおいて、「平成30年度住民向け歯科講演会」を開催し、地域住民・多職種関係者あわせて34名が参加しました。賀茂健康福祉センター健康増進課長 塩川尚子氏の挨拶、同課 管理栄養士による「賀茂地域の健康寿命延伸に向けて」の説明の後、講演となりました。賀茂歯科医師会 かとう歯科医院 院長 加藤淳一先生が講師を務め、虫歯予防、ハミガキの大切さ、フッ化物の予防効果、歯周病と全身疾患(糖尿病、高血圧症)との関係性について分かりやすくお話しいただきました。
参加者からされた住民の皆様はメモを取りながら熱心に、また楽しそうに先生の話を聞いていました。 講演後の質疑では、お子様を連れて参加したお母さんより「乳児の歯ブラシ開始の時期について」高齢者から「歯のホワイトニングについて」などの質問がありました。皆さん、ご自身、ご家族のための講演として予防の大切さについて関心を持っていただけたと思います。
平成31年2月1日 医療・介護・保健・福祉等多職種向け講演会 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
2月1日(金)18時30分より「南豆のケアをつなぐ会」と共催し、賀茂圏域に勤務している医療・看護・介護・保健・福祉等に関係する多職種を対象とした講演会を開催しました。
茨木県立中央病院、茨城県地域がんセンター看護局長 がん看護専門看護師角田直枝氏を講師に迎え、「人生の最終段階」に向けた多職種の関わり方、患者様・ご家族への支援、特に高齢化が進むこの地域の住民の皆様が住み慣れた地域・環境で暮らしていくために必要な連携について学び、考えを深め、実践に繋げていくことを目的にご自身の経験を通して講演いただきました。
当日の講演には看護師、介護支援専門員の他、歯科医師、薬剤師、相談員、各療法士、の他の職種に加え、地域で活躍する民生委員の方に来場いただき、計131名が参加、アンケートでは「納得という言葉の重みを改めて感じた」「最後までのプロセスに関わることが多いため、気持ちをくみ取り一つ一つを大切にしたい」「看護、医療、介護の判断も押し付けのないような、その人のためのケアが出来たらと思う」「人生会議をしっかり学びたい」など共感的意見が多く好評であった。
平成30年12月24日 「平成30年度多職種連携リーダー研修会」 参加報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
12月24日(月・祝) 静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」 にて行われた静岡県と静岡県医師会主催「平成30年度多職種連携リーダー研修会」に参加しました。
静岡県内の医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、介護支援専門員、療法士、地域包括支援センター職員、行政職員、在宅医療・介護連携推進支事業相談員など200名以上が参加、賀茂地区からは下田市、南伊豆町、西伊豆町が参加しました。
内容は行政報告「静岡県内の在宅医療・介護連携推進事業の取組状況」に始まり、講義「多職種連携からチーム共同へと移行するために必要なこと」、住民啓発に関する取組みについて神奈川県横須賀市、静岡市の2つの事例紹介が行われました。そして研修のメインである「人生の最終段階において、どこで、どのような医療・ケアを受けたいのか・・・住民が適切な意思決定を行うために必要な啓発を考える」をテーマに、住民啓発の素案作成、情報収集(他地区との交流)、地域住民啓発の最終案決定について、グループワークが行われました。
今回は他グループ(他地区)のメンバーと情報交換ができる時間も設定され、賀茂圏域以外の市町が考える住民啓発の方法についての意見、考えを聞く良い機会となりました。なお、グループ数は全27グループ、支援センターは第1グループ下田市に参加しました。今後も、在宅医療推進へ向けた研修参加し、賀茂圏域の多職種連携を推進していきたいと思います。
平成30年11月26日 「平成30年度在宅医療に関する住民向け講演会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
11月26日(月)、西伊豆町保健センター2階会議室にて、「在宅医療に関する住民向け講演会」を開催し、講師に特定医療法人駿甲会 市之瀬診療所 甲賀啓介先生を招き、地域住民34名の方がご参加いたしました。
講演会は西伊豆町役場 健康福祉課 白石洋巳様の挨拶で始まり、健康寿命、寝たきりになる要因、医療を取り巻く環境の変化など、西伊豆町、松崎町の人口データを分かりやすく説明いただきました。
今回の西伊豆町の講演会をもって、賀茂地区の3ブロック(南伊豆町、河津町)の住民の皆様を対象とした講演会は終了いたしました。高齢化率が軒並み40%を超える賀茂圏域において、住民の皆様に「この地域の現状」「在宅医療」「看取り」について、現場の状況を直接伝える事で、参加いただいた方に「在宅の介護、医療について」ご家族との相談や、ご自身で考えて頂く良い機会にとなったと思います。また、アンケートにご回答いただいたほとんどの方が在宅療養、看取りについて関心を持っていただく事ができました。
今後も、皆さまにご協力いただきながら、様々な講演会、勉強会を計画、開催していく予定です。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
平成30年11月14日 「平成30年度在宅医療・介護等多職種連携に関する勉強会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
南伊豆・下田地区、東伊豆・河津地区に続いて、西伊豆・松崎地区の勉強会を11月14日(水)西伊豆町保健センター2階 会議室において開催いたしました。
今回は松崎町のケアマネージャーから提供された事例について、多職種43名が参加しての事例検討となりました。さまざまな考えが提案、発表され、「介護保険に関するサービスに偏らず、医療その他インフォーマルな社会的資源・制度を活用」、「見落としがちな『感情の手当』本人以外への慰労、感謝の必要性」などのアドバイスがありました。
ひとつの事例を多職種で検討することで、事例提供者は普段気づかない視点、考えていない視点からの助言を受け、様々な情報を得る機会となり、またその内容を参加者に提供し、全員が共有することで「地域の事例を通して効果的な連携方法を学ぶこと」、「関係者(多職種)の連携強化を図ること」の目標は達成できたと思います。
今後も、皆さまにご協力いただきながら、多職種による事例検討会を継続して開催し、また様々な講演会、勉強会を計画、開催していきたいと思います。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
平成30年11月9日 「平成30年度在宅医療・介護等多職種連携に関する勉強会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
11月9日(金)東伊豆町役場 会議室において東伊豆町・河津町の医療・介護等に携わる多職種の皆様が参加し『事例検討会』を開催いたしました。
『下田・南伊豆主任ケアマネの会』の代表者が講師となり、「地域の事例を通して効果的な連携方法を学ぶこと」「関係者(多職種)の連携強化を図ること」を目的に、22名が参加、3グループでの開始となりました。東伊豆町のケアマネージャーから提供された事例について検討、まとめ、発表、事例提供者の感想発表に続き最後の講師のまとめまで約2時間、グループワークで、参加者が他の職種の考え方や業務内容などを知り、学ぶことができました。
終了後に提出されたアンケートでは「具体的なケースについて、多職種で考える事ができてよかった。」「普段はケアマネージャーの意見しか聞けないが、他の職種の意見が聞けたことで多角的な視点が持てた。」「常に対応に悩まされている、今回の事例にどのような対応が適切だったか、亡くなってから今後の為に検討するのではなく1人1人に最善を尽くせるように、このような勉強会は活かしていきたい。」「増え続ける独居高齢者は複雑、民間での件数、上限制定、記録書類の多さで、本来の聞き取りの時間が減っていくと強く感じている。」など率直な意見を頂きました。
次回、11月14日(水)西伊豆町で事例検討会を開催します。
平成30年10月24日 「平成30年度在宅医療・介護等多職種連携に関する勉強会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
10月24日(水)南伊豆町、下田市の医療・介護等に携わる多職種が参加した勉強会を下田メディカルセンターにて開催いたしました。
今回の勉強会は、1つの事例を通して効果的な連携方法を学ぶこと、関係者(多職種)の連携強化を図ることを目的とした『事例検討会』です。
講師は『下田・南伊豆主任ケアマネの会』が務め、参加者45名を5つのグループに分け、地域のケアマネージャーから提供された実例について、検討会を開始しました。提供された事例から課題の設定、質問事項・臨床像の纏め、質疑応答、意見交換を経て、グループごとの発表、事例提供者の感想発表と限られた時間の中で、他職種の業務、考えなど色々なことを知り、学ぶことができました。
終了後のアンケートでも「それぞれの立場で考え、活発な意見交換ができた」「業種によるアセスメントの違い、考えがわかった」「多職種多様性の有意義さを再確認できた」など、参加者のほぼ全員が参加して良かったと回答をいただきました。
今後は11月9日(金)東伊豆町、11月14日(水)西伊豆町で同様な事例検討会の開催を予定しております。
平成30年10月22日 「平成30年度在宅医療に関する住民向け講演会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
10月22日(月)、河津町保健福祉センターふれあいホールにて、河津町、東伊豆町の住民の皆様に向けて、「在宅医療に関する住民向けの講演会」を開催し、88名がご参加いただきました。8月の南伊豆地区に続き、講師に特定医療法人駿甲会 市之瀬診療所 甲賀啓介先生をお招きし、住みなれた街、自宅で過ごすこと看取りについてのご講演をいただきました。
河津町役場 健康福祉課長 川尻一仁様の挨拶に始まり、ご自身の紹介、開催地河津町の人口推計と高齢化率を紹介した後、健康寿命、寝たきりになる要因、医療を取り巻く環境の変化について、楽しく、分かりやすくお話しいただきました。
在宅医療・看取りについて関心をもつことができましたか?のアンケートには「終末を考えなければならない年齢、夫婦でしっかり話合いたい」など、ご回答いただいたほとんどの方が在宅療養 看取りについて関心を持っていただく事ができたと思います。
次回は11月26日に西伊豆、松崎地区の住民の皆様に対して、同様に講演会を予定しています。お気軽に御参加下さい。
平成30年10月5日 南伊豆・下田地区「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
10月5日に下田メディカルセンター第1会議室において、保健・医療・福祉に携わる職員の方を対象とした、口腔ケア勉強会を開催致しました。
最初に細川歯科医院 院長 初治玲奈先生による「下田、南伊豆地区の歯科訪問診療の現状について」お話しいただきました。
現状報告として、賀茂地区は高齢化率が最も高い地域にも関わらず、歯科訪問診療に関しての浸透率は一番低い地域となっている。また、静岡県歯科医師会では口腔ケアより口腔機能(オ―ラルフレイル)の維持、向上させる方向となっているが、この地域に必要なのは、維持・向上より基本的な口腔ケアの浸透が必要と思われる。歯科医として施設訪問と在宅訪問に関わる中で圧倒的に在宅訪問が大変と感じている。在宅訪問診療については ご本人、ご家族の要望と実際の口腔内の様子にかなりの差がある。年齢、機能、障害の程度に見合った対応しかできないことを理解いただかなければならないのが現状で日々苦労している状況といった5つの指摘がございました。
その後、「通院困難な方への治療および口腔ケア」をテーマにグループワークを行いました。参加者38名を4グループに分け、テーマに沿ってそれぞれが困っている事や問題点を発表し、グループの中で意見を選定、具体策や最善な対応方法を検討し、発表となりました。地域住民への啓発活動、家族向けの情報発信をいろいろな講演、教室などと協力して地域に周知をする。予防で受診を進める。職員の意識、指導方法の検討、人材育成の必要性などの発表となりました。
発表の後、アドバイザーの初治先生より口腔内の観察は、日頃なかなか立ち入らない、立ち入れない場所であり、歯科医師だけでなく歯科衛生士、助手が必要な領域であり、決してきれいな仕事では無いので、日々人材育成を考えながら患者さんに接している状況です。また、診療(治療)に対する相談はスムーズな対応ができるように、ケアマネージャー又は専門職の方から問い合わせをお願いしたい。最後に40歳代、50歳代の今から、自分自身が注意しておくことが大切であるとアドバイスを頂きました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、今後も皆様からのご意見、ご要望を取り入れ 情報提供、講演会、勉強会を開催したいと考えています。
平成30年9月27日 東伊豆・河津地区「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
9月27日に東伊豆町保健福祉センター2階多目的ホールにて、障害者及び高齢者等の要介護者に関与する医療関係者や施設職員などを対象とした、口腔ケアの研修会を開催し、28名が参加しました。
最初に静岡県在宅歯科医療推進室 歯科衛生士 矢部高子様より「口腔機能低下症」について説明(情報提供)があり、その後、「困難事例(認知症)についての検討」をグループワークにて実施しました。あらかじめ用意された2つの事例から各グループ1例を選択し、自己紹介の後、事例にそって各自の意見をカテゴリー別(「理念」「食形態」「観察」「義歯」「環境調整」「手技」「その他」)に分類して意見交換を実施発表。
発表内容は対象者の生活リズムを大切にし、無理・強制をしない。口の中の観察、様子を把握する。ケアマネにも相談し、歯科受診に繋げていく。また、栄養摂取を忘れないようにする。対象者が落ち着ける環境を作ることが必要ではないかといった対応方法を導きました。
その後、アドバイザーといて参加いただいた川村歯科医院 川村光弘先生、中村屋歯科医院 中村清徳先生 、熱川温泉病院リハビリテーション部言語聴覚士 稲葉美和様、歯科衛生士 矢部高子様より、認知症が進むと対応が難しくなるので、その前から準備が必要。少しでも違和感がある場合はすぐ歯科受診をすること。また定期な受診をお勧めする。咀嚼することが大切、咀嚼できなくなる前に歯の治療を進めてほしい。また、これからは歯が多く残る高齢者が増える事が予想される為、その対策も必要となる。認知症の方の場合、本人が示す拒否の理由をしっかり理解する、いろいろな方法取り入れ、ケアを受け入れてもらう事が大切といった感想、アドバイスを頂きました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、今後も皆様からのご意見、ご要望を取り入れ 勉強会を開催したいと考えています。
平成30年8月20日「平成30年度在宅医療に関する住民向け講演会」 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
8月20日(月)、南伊豆町健康福祉センターにおいて、「平成30年度在宅医療に関する住民向け講演会」を開催し、地域住民、保健・介護・福祉関係者あわせて85名がご参加いただきました。
講師に特定医療法人駿甲会 市之瀬診療所 甲賀啓介先生をお招きし「ひとりじゃないよ ~患者・家族の物語~ 」と題し、住みなれた街、自宅で過ごすこと看取りについて、市之瀬診療所の実例を含めて講演をいただきました。
南伊豆町役場 介護福祉課長 高橋健一様の挨拶、講演は甲賀先生ご自身の紹介に始まり、参加いただいた皆様に在宅医療や看取りについて考えて頂く事を目的に、南伊豆町人口推計と高齢化率、健康寿命、寝たきりになる4大要因(脳血管障害・高齢による衰弱・転倒、骨折、認知症)、医療を取り巻く環境の変化など、パワーポイントを使い 楽しく、分かりやすくお話しいただきました。
参加された住民の皆様はメモを取りながら熱心に、また楽しそうに先生の話を聞いていました。
講演後のアンケートには、「現状がよく分かった」「分かりやすく話を聞く事ができた」「暗い話題をユーモアに交えて楽しく分かりやすい内容だった」。また、在宅医療・看取りについて関心をもつことができましたか?の感想には「自分なりに考えておかなければと思った」「遠い話ではなく、真剣に考えようと思った」など、ご回答いただいたほとんどの方が関心を持っていただいたと思います。
支援センターでは、今後も静岡県賀茂健康福祉センター及び行政機関、各関係団体にご協力いただき、講演会を開催して参りますので、お気軽に御参加下さい。
平成30年5月30日 「平成30年度医療・介護報酬同時改定に関する勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
5月30日に下田メディカルセンターにて、賀茂地区の医療・介護・福祉・行政などの多職種を対象に、平成30年度医療・介護報酬同時改定に関する勉強会を開催し、85名の参加がありました。
講演は株式会社スズケン お客様サポート部コンサルティング課 担当課長 医業経営コンサルタント 藤井 秀明様を講師に迎え、医療保険・介護保険それぞれの主な改定のポイントと多職種連携に関する新設および変更された要点を説明。限られた時間の中で幅広い内容の勉強会となりました。参加者からは「多職種の関連性を改めて知ることができた。」「在宅に向けての制度改革が進んでいると感じた。」、「医療・介護の変更内容について、お互いの内容を知る事ができて良い機会だった。」と好評でした。ただ、「時間をかけて説明してほしい。」「内容のボリュームに比べ時間が無く、もう一度資料をみて勉強したい。」といったご意見も多く頂きました。今後、よりよい勉強会の開催に向け参考とさせていただきます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
平成30年3月2日 西伊豆、松崎地区医療・介護関係者を対象とした看取り勉強会開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
3月2日 西伊豆町保健センター2階会議室にて、「在宅看取り」についての勉強会を開催、下田・南伊豆地区、河津・東伊豆地区に続き賀茂医療圏3回目の開催となりました。河津町役場健康福祉課長 白石洋巳様のあいさつで始まり、介護および障害に関与する施設職員、病院、医院の職員、薬局の薬剤師、行政関係者22名が参加しました。
第1部の講演は アルフレッサ株式会社 南田 俊也様による「医療行政動向 医療介護における看取り対応」について講演をいただきました。
第2部のグループワークは「在宅での看取りを阻むものとは…」を課題として参加された多職種に渡る関係者がそれぞれの問題・課題の抽出、具体的な解決策を3つのグループに分かれ検討、発表しました。
終了後のアンケートでは「2025年問題や医療・介護の今後の方針は参考になった。」「自宅で看取り介護を行うために取り組みたい問題を整理できた。」「各々の課題を知る良い機会になった。」また、「具体的な対応策を話し合えた。」「在宅看取りについて、医師・ケアマネジャー・ヘルパー・薬剤師の役割を考える時間になった。」などの感想を頂きました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、「在宅看取り」は重要なテーマであると思います。今後も継続的に勉強会を開催したいと考えています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
平成30年3月1日 河津、東伊豆地区医療・介護関係者を対象とした看取り勉強会開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
3月1日 河津町保健福祉センターふれあいホールにて、「在宅看取り」についての勉強会を開催しました。河津町役場 保健福祉課長 川尻一仁様のあいさつで始まり、河津・東伊豆地区より介護および障害に関与する施設職員、病院、医院の職員、薬局の薬剤師、行政関係者 37名が参加しました。
前日の下田、南伊豆地区同様に第1部の講演は アルフレッサ株式会社 南田 俊也様による「医療行政動向 医療介護における看取り対応」について看取りの推進、ACPの定義、報酬改定による算定要件のポイント医療・介護の連携の大切さなどについて講演をいただきました。
第2部のグループワークは「在宅での看取りを阻むものとは…」を課題として、本人・家族の希望する場所で最期を迎えられることを現実にするため、参加された多職種に渡る関係者がそれぞれの問題・課題の抽出、具体的な解決策を5つのグループに分かれ検討、発表しました。
アンケートでは「看取りに対する国の動き等を知ることが出来た。」「高齢化に向けた課題が良く分かった。」「2025年の75歳以上の増加について、今から色々考えていこうと思った。」また、「色々な職種からの意見が聞けて良かった。」「地域的に資源が少なすぎで、課題が多すぎた。」「終活、エンディングノート、65歳ノートなど、今後のケアマネ活動に参考になる話が聞けて良かった」。など感想を頂きました。
活発な議論が行われており、参加された皆様の熱意が伝わる勉強会となりました。
平成30年2月28日 下田、南伊豆地区医療・介護関係者を対象とした看取り勉強会開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
2月28日 下田メディカルセンターにて、「在宅看取り」についての勉強会を開催しました。当日の参加者は介護および障害に関与する施設職員、病院、医院の職員、薬局の薬剤師、行政関係者 50名が参加。
内容は第1部講演、第2部グループワークを行い、第1部の講演は講師にアルフレッサ株式会社カスタマーサポート部コンサルティンググループ 南田 俊也様による「医療行政動向 医療介護における看取り対応」について、第2部のグループワークは「在宅での看取りを阻むものしは…」について多職種による検討となりました。
第1部の講演内容は ①今後の環境変化 人口減少に対する高齢者(認知症を含)、要介護者、独居及び高齢夫婦生活者の増加見通し ②地域包括システム~地域はどう変わっていくか~ 住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供される仕組みについて行政・医療・介護・地域などの連携について ③看取りにおける医療・介護連携、看取りの推進、ACPの定義、報酬改定による算定要件のポイント医療・介護の連携の大切さなどについて講演をいただきました。
第2部のグループワークは「在宅での看取りを阻むものとは…」を課題として本人・家族の希望する場所で最期を迎えられることを現実にするため、参加された多職種 に渡る関係者がそれぞれの問題・課題の抽出、具体的な解決策を7グループに分かれ検討、発表しました。
開催後のアンケートでは「在宅での看取りの重要性、国の方向性が理解できた。」「知らないことが多く、もっと知っていなければと自覚した。」「色々な職種の方の考え方が勉強になった。」「専門職の連携と同時に、本人や家族、地域住民の理解も不可欠と感じた。」また、「課題が多すぎる。1つの課題を深く話し合いたかった。」など感想を頂きました。
今後も皆様からのご意見、ご要望を取り入れ勉強会を開催したいと考えています。
平成30年1月19日 下田・南伊豆地区第2回「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
前週1月12日の西伊豆・松崎地区に続き、医療・介護に関わる多職種の関係者を対象とした、第2回口腔ケアの勉強会を下田メディカルセンター第1会議室で開催し、31名の参加がありました。
講師に熱川温泉病院リハビリテーション部 言語聴覚士 勝野 友基子様を迎え、講話「嚥下障害と口腔体操」と実習「喉のアイスマッサージと口腔体操」を行い、アイスマッサージは実際にスプーンを使用し、全員が体験しました。
グループワークでは、4つのグループに分かれ「口腔ケアで困っていること」をテーマとして、それぞれの専門職種の立場で意見を出し合い、その具体策を検討、各グループの発表を行いました。
医療・介護など現場で従事されている専門職の方々の、様々な視点から意見が出され、各グループの発表を通しそれぞれの考え、対応方法などの情報を共有することで、新たな知識や技術を学ぶことが出来た勉強会となりました。
今後、賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センターでは、「在宅看取り」についての勉強会の開催を予定しています。講演会では「医療行政動向/医療・介護における看取り対応」、グループワークは「在宅での看取りを阻むものとは」 をテーマにあげています。
日程は下田・南伊豆地区 2月28日、河津・東伊豆地区 3月1日、西伊豆・松崎地区3月2日 18:30から予定しています。詳細は各事業所にお送りいたします。皆様のご参加をお待ちしております。
平成30年1月14日「口腔ケアから見える健康長寿と在宅医療・介護連携のあり方」講演会 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
1月14日(日)、下田メディカルセンター1階ロビーにおいて、「口腔ケアから見える健康長寿と在宅医療・介護連携のあり方」について講演会を開催し、地域住民、医療・保健・介護・福祉関係者あわせて96名にご参加いただきました。
講師に 神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 教授 山本龍生先生をお招きし「『口から食べる』を地域で支える」 ~口腔ケアに関心を持とう~ と題し、口腔機能低下(オーラルフレイル)の影響、健康寿命延伸のための口腔ケアの維持向上、その効果と必要性、在宅で本人・家族ができるケアの方法、在宅での家族と歯科・介護職との連携についてそれぞれ分かりやすく説明頂き、参加者もメモを取りながら熱心に聞いていました。
賀茂地区は県内で最も高齢化率が高く、健康寿命の延伸を図るため、加齢に伴う心身の虚弱を予防することが必要で限られた医療資源の中で在宅療養を支えるため、本人、ご家族と医療・介護等、多職種の関係者が連携していくことが必要なことから、支援センターでは、静岡県賀茂健康福祉センター及び行政機関、各関係団体にご協力いただき、今後も色々なテーマの講演会(勉強会)を開催して参りますので、お気軽に御参加下さい。
平成30年1月12日(金) 西伊豆・松崎地区第2回「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
12月7日の東伊豆・河津地区に続き、西伊豆・松崎地区の医療・介護に関わる多職種の関係者を対象とした、第2回口腔ケアの研修会を西伊豆町保健センター2階会議室で開催し、37名の参加がありました。
東・河地区同様、熱川温泉病院リハビリテーション部 言語聴覚士 勝野 友基子様を講師に迎え、講話「嚥下障害と口腔体操」と実習「喉のアイスマッサージと口腔体操」を行いました。
グループワークでは「口腔ケアで困っていること」をテーマに意見を出し合い、その具体策を検討、参加5グループの発表を行いました。
介護や歯科等現場に従事されている専門職の、様々な視点から意見が出され、各グループの発表を通し情報を共有することで、新たな知識や技術を学ぶことができた勉強会となりました。
今度は場所を下田メディカルセンターに移し、1月19日に下田・南伊豆地区の第2回口腔ケア勉強会を開催いたします。当地区の関係者の皆様のご参加をお待ちしております。
平成29年12月17日(日) 平成29年 多職種連携リーダー研修会参加報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
12月17日(日) 富士市産業交流展示場 ふじさんめっせ にて行われた静岡県と静岡県医師会主催「平成29年度多職種連携リーダー研修」に参加しました。
参加者は、静岡県内の医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャー、理学療法士、地域包括支援センター職員、行政職員、在宅医療・介護連携推進支事業相談員など総勢212名が参加し、賀茂地区からは、下田市はいなずさ診療所川崎先生をリーダーとして9名、松崎町・西伊豆町からは池田医院池田先生をリーダーに8名が参加しました。
この研修を通して、「在宅医療を多職種で推進する地域リーダーの養成」を目的に、「在宅医療が果たすべき役割」「静岡県における在宅医療推進の取組み」「ITCを活用した多職種連携」「人生の最終段階にける医療・ケア」についての講義・昨年度研修会終了後の取組報告・グループワークを行い、地域のリーダーとして在宅医療推進へ向けた技能・手法等を学びました。
研修を終えて、賀茂地区で参加したメンバーから輪を広げ、地域のリーダーとして、多職種の連携を推進していきたいと思います。
平成29年12月7日 東伊豆・河津地区第2回「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
12月7日に東伊豆町保健福祉センター2階多目的ホールにて、障害者及び高齢者等の要介護者に関与する医療関係者や施設職員などを対象とした、第2回口腔ケアの研修会を開催し、74名の参加がありました。
熱川温泉病院リハビリテーション部 言語聴覚士 勝野 友基子様を講師にお迎えし、講話「嚥下障害と口腔体操」、実習では「喉のアイスマッサージと口腔体操」などを行いました。
嚥下の基礎知識(摂食嚥下のメカニズム)、誤嚥について、フレイルと、サルコペニアとその予防のための運動(コグニサイズ)の説明していただきました。
また、嚥下反射を誘発させるため「のどのアイスマッサージ」、嚥下体操を指導に添って全員で体験しました。グループワークでは「口腔ケアで困っていること」を課題とし、多職種それぞれの意見が交わされ、「開口困難者の対応」、「介護の現場では時間制限がある」など困っているケースについて「刺激」のコツをつかむ、「無理をしないで少しずつ始める」、「時間をかけコミュニケーションをとることが大事」などのアドバイスを頂きました。
今後は他の地区も含め口腔ケアをテーマに勉強会を開催していきたいと考えています。
平成29年11月30日 第1回西伊豆、松崎地区医療・介護関係者を対象とした口腔ケア勉強会開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
11月30日 西伊豆町保健センター2階会議室にて、「口腔の基礎知識と無理をしない口腔ケア」と題し、田子歯科診療所 歯科医師 山本 治文先生を講師としてお招きし、西伊豆、松崎地区の口腔ケアの勉強会を開催しました。
当日は西伊豆町役場 健康福祉課長 白石洋巳様のあいさつで始まり、勉強会では、口腔内の基本的な内容(歯の本数、歯、舌、唾液などの役割)、虫歯(原因や予防方法)、高齢者に起こりやすい口腔内の疾患などのほか、高齢者・要介護者の口腔ケアでは用具の紹介、誤嚥に対する体位と注意点、保湿、舌、無歯顎、義歯など対象者それぞれのケアについての注意点など、写真を用いたわかりやすく実践的な内容となりました。
講演後のアンケートには「わかりやすい内容だった」「歯周病と病気との関連性がわかった」「義歯の手入れと口腔内の手入れ、大切な事が理解できた」「職場での実践できる内容だった」など現場で参考となる内容だったと多くの感想を頂きました。
当日の参加者は障害者及び高齢者等の要介護者に関与する医療関係者や施設職員、薬剤師また行政関係者など43名の参加がありました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、今後も皆様からのご意見、ご要望を取り入れ、各地区のテーマに沿った勉強会を開催したいと考えています。
平成29年11月24日 第1回 下田、南伊豆地区医療・介護関係者を対象とした口腔ケア勉強会 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
11月24日、下田メディカルセンター第1会議室にて、「口腔ケアの基礎知識と実践方法」と題し口腔ケアの勉強会を開催しました。
当日の参加者は介護および障害に関与する施設職員、病院、医院の職員、薬局の薬剤師、行政関係者など44名が参加。
賀茂歯科医師会 会長 平野 信之様のあいさつにはじまり、講師に細川歯科 歯科医師 初治玲奈先生による講演となりました。
内容は、歯周病統計報告に始まり口腔ケアの意味、目的、予防できる疾患の例、その具体的な説明、および歯周病原菌についてなど多岐に渡り、後半の実践方法では口腔ケアを行う際の体位、防止方法について講演いただきました。また、歯ブラシ、スポンジブラシを実際に使用し、受講者も参加しながらの実践的な内容となりました。
開催後のアンケートには「口腔ケアの初めてのセミナーで参考になった」「歯周病と他の病気との関係性がわかった」「職場での実践できる内容だった」のほか、「施設利用者の口腔ケアはマニュアル通りではないので具体的なケアの方法を知りたい。(開口困難、認知症対応、残歯のケア等)」などの感想を頂きました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、今後も皆様からのご意見、ご要望を取り入れ、各地区のテーマに沿った勉強会を開催したいと考えています。
平成29年10月15日 保健福祉医療従事者のための成年後見人制度基礎研修会開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
10月15日に下田メディカルセンターにおいて、賀茂地区保健福祉医療機関、相談機関従事者を対象とした「保健福祉医療従事者のための成年後見人制度基礎研修会」を開催致しました。
当日は19事業所、25名の参加がございました。
この研修会の目的は、保健福祉医療機関の従事者が成年後見人制度の基礎知識を取得し、成年後見人制度等の権利擁護を必要とする方に対し、相談支援につなぐまでの方法を理解してもらい、成年後見人制度の普及啓発を促進することです。
公益社団法人成年後見人センター・リーガルサポート静岡支部支部長 司法書士澤本裕貴氏による開会のあいさつの後、同法人専務理事西川博之氏による「成年後見人制度の基礎」静岡支部研修委員による「相談支援機関と連携の方法」の2題の講義をいただきました。
あまりなじみのない成年後見人制度ですが、今回の研修会でわかりやすい説明をしていただき、今後賀茂地区においてもこの制度の普及に向けて情報の共有、研修会の実施・参加など努めていきたいと思います。
平成29年9月13日 第1回 東河(東賀)地区「口腔ケア勉強会」開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
9月13日に河津町保健福祉センターふれあいホールにて、障害者及び高齢者等の要介護者に関与する医療関係者や施設職員などを対象とした口腔ケアの研修会を開催し、53名の参加がありました。
ヒロ歯科クリニック 歯科衛生士 小池 幾代様を講師にお迎えし、講話「口腔ケアの効果と必要性」実習「スポンジブラシの使い方とスプーン操作」を行いました。
実際にスポンジブラシを使った舌のケアや、スプーンを使った効果的な飲み込み方などの指導もあり、開催後のアンケートには「職場での実践に役に立つ」「スポンジブラシの効果的な使用方法が分かった」「自己流で行っていたので、この様な実習を是非また行ってほしい」との感想を頂きました。
賀茂地域は県内で最も高齢化が進んでいる地域であり、また死因の上位に上げられる肺炎は死亡者の95%を65歳以上の高齢者が占め、7割は「誤嚥性肺炎」が原因といわれています。高齢者の命をおびやかす誤嚥性肺炎は口腔ケアを行うことで予防が出来る疾患でもあり、今後は他の地区でもテーマの一つとして取り上げて行きたいと考えています。
平成29年9月5日 シズケア*かけはし概要・操作説明会(下田・南伊豆地区)開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
7月25日に東伊豆・河津町地区で開催されました静岡県在宅医療・介護連携情報システム「シズケア・かけはし」概要・操作説明会に続き、9月5日に下田メディカルセンターにおいて、 下田・南伊豆地区にある事業所を対象とした説明会を開催致しました。
第1部概要説明会に25名、操作説明会に25名、23事業所の皆さまにご参加いただきました。
現在、賀茂地区においてこのシステム運用に関する登録をされた事業所は28施設。下田市14施設、南伊豆町8施設、河津町3施設、西伊豆町1施設、松崎町1施設となっています。
多種職・多事業所におけるタイムリーな情報共有を実現して、在宅療養介護を希望されている方が出来るだけ住み慣れた町で生活が出来ることを支援し、同時に関係職の方々の業務負担軽減に繋がるシステムでもあります。
限られた資源の中で、高齢化が著しく進んでいるこの賀茂地区におきまして、地域包括ケアシステムの実現に向けた有効的な手段として、是非このシステムの運用を広めて行きたいと考えております。
この概要・操作説明会を通じ、一つでも多くの事業所がこのシステムに登録され、ご活用して頂ければ幸いです。
平成29年8月25日 松崎・西伊豆住民対象講演会
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
残暑厳しい日が続いておりますが、皆様お変わりございませんか?
さて8月25日(金)19時から松崎町環境改善センターにて、西伊豆健育会病院主催、内科医吉田英人先生を講師にお招きし「終わりは始まり」〜演技でもない話をもっと身近に〜と題した講演会を開催いたしました。
吉田先生におかれましては、今年3月29日にも西伊豆町福祉センターにて「私はこの先どうして欲しいと思っているのでしょうか?」〜ピンピン生きてコロリと死ぬのが利用だけれど…〜とユニークな演題で講演を行って頂いております。
自分の死や家族の死とどのように向き合っていけばよいのか。そんな日常では避けたい話題について考えさせられえる機会を与えて頂いた講演会でした。
これからも年に2回西伊豆・松崎地区では、住民を対象にした西伊豆健育会病院主催、松崎町・西伊豆町・賀茂地区在宅医療介護連携支援センター共催にて開催して参ります。是非御参加下さい。
平成29年7月25日 システムの概要・操作説明会 開催報告
(賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センター)
在宅医療の推進に向け、多職種連携の情報共有ツールである、静岡県在宅医療・介護連携情報システム「シズケア・かけはし」が、昨年の9月新たな運用を開始しました。
これに伴い、河津町保健福祉センターふれあいホールにて、河津・東伊豆地区の医療・福祉関係・行政機関の職員を対象に、静岡県医師会ならびに賀茂医師会のご協力の元、SBS情報システム 寺本様よりシステムの概要・操作説明会が行われました。
20名の方が参加され、高齢化率が全国平均を大きく上回る賀茂地区において、高齢になっても住み慣れた地域で生活できるための多職種間の有効な情報交換手段として、このシステムの導入を検討すべく、熱心に受講されていました。
今後は下田・南伊豆地区、松崎西伊豆地区でも説明会を検討してまいります。是非1施設でも多くの事業所にご参加頂きますよう、宜しくお願いいたします。
平成29年3月28日 松崎西伊豆地区町民講座、開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
本年度最後となります、住民の方を対象とした勉強会の開催報告をさせて頂きます。
3月29日、西伊豆健育会病院が主催、西伊豆町・松崎町、当支援センターが共催となり、 西伊豆健育会病院 内科 吉田 英人先生をお招きし、『私はこの先どうしてほしいと思っているのでしょうか? 〜ピンピン生きてコロリと死ぬのが理想だけど…〜』と題した講座を開催、35名の方が参加されました。
今回、会場となった西伊豆町福祉センターの2階は畳敷きで、座布団を敷いて和やかな雰囲気の中行われ、吉田英人先生の楽しく分かりやすい講演に、参加された住民の方からは、「とても分かりやすく聞きやすかったです。元気なうちに最期の事を考えることは本当にこの地域には必要なことだと思います。」と感想が寄せられています。
また、先生の地域医療にかける情熱、そして暖かく優しいお人柄が伺えた講座でした。吉田先生ありがとうございました。
来年度も引き続き、「医療のこと」、「介護のこと」、また「地域のこと」について、皆さんと一緒に考えていける講演会や勉強会を企画して参ります。どうぞお楽しみにして下さい!
平成29年3月27日 「在宅療養と看取りについて」の市民講座、開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
皆さん、こんにちは。もうじき4月を迎えますが、春の訪れを思わせる暖かな日もあれば、急に冬に戻ったかの様な日もあり、まさに“三寒四温”の言葉通りですね。こんな時は体調を崩しやすいので、くれぐれもご自愛下さい。
さて3月27日(月)、下田メディカルセンター1階ロビーにおいて、「在宅療養と看取りについて」の市民講座を開催いたしました。
社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 海老名メディカルプラザ 内科 在宅診療科 医長 志村 通子 先生をお招きし、通院が困難な患者さんを対象に、医師が定期的にご自宅に訪問して診察を行う訪問診療や、患者・家族の求めに応じ自宅で診察を受ける往診がどのように行われているのか、1)在宅で看取りの話をする前に、2)在宅看取りを見据えた療養生活を始めると決めたのなら、3)在宅で受けられる医療とはどんなものでしょうか?、4)終末期ってどうなるの?、5)訪問診療のQ&A、と5つのテーマにお話し下さいました。
在宅療養をこれから始めようとされているご家族からは、「自宅で看ていくことに不安だけが募っていたけど、これから自宅での療養がどのような経緯をたどっていくのかが分かり、気持ちが楽になった」と感想をいただいています。
また、講演のあとは訪問看護師によるパネルディスカッション「在宅療養と看取りに向けた訪問看護の役割について」を行いました。パネリストには、東伊豆町・河津町地区代表:訪問看護ステーションどりいむ 安井 真弓 所長、下田市・南伊豆町地区代表:訪問看護ステーション紡ぎ 渡邉 美佐代 所長、松崎町・西伊豆町地区代表:ゆうあい訪問看護ステーション 今野 和恵 所長をお招きし、訪問看護の様子をDVDや写真を交え紹介して頂き、志村先生を交え訪問看護師と医師から見た在宅療養についてご意見を伺いました。
「今まで“訪問看護”ってどういうサービスか分からなかったけど、写真を見ながら説明してくれたので、分かり易かった。」など大変好評でした。
誰もが経験する家族との別れや自身の死。気が重くなるテーマですが、講演に参加するともっと身近に、今より気軽に、そしてこれから先の人生を前向きに考えることが出来る、と感じました。
今後も色々なテーマの講演会を開催して参りますので、お気軽にご参加下さい。
平成29年2月18日 河津・東伊豆地区 多職種連携セミナー 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
先月の下田・南伊豆地区、松崎・西伊豆地区の在宅看取りの勉強会に続き、河津・東伊豆地区において多職種セミナーを開催いたしました。参加者は医療・介護関係者が38名でした。
熱川クリニック 佐藤元春院長による「在宅看取りの状況」の講演をしていただきました。参加者は3つの症例を交えた看取りの現状についてのお話を、メモを取りながら熱心に聞き入っていました。
続く「在宅看取りを推進する上での課題」をテーマにしたグループワークでは、段々熱が入り、体を乗り出して意見交換をされる様子が見られました。
勉強会に参加された伊豆今井浜病院 小田病院長からは、「講演された3つの症例を通して、往診で看取りに取り組まれている佐藤先生の温かな人柄が伝わってきました。」と患者さんとご家族に寄り添い医療に取り組まれている佐藤先生を称賛されました。
アンケートでは「グループワークの際、看取りに対する自分とは違う考え方や見方で意見を聞けて、とても参考になった。」「またこのような勉強会を開催して欲しい」などの意見が寄せられています。
3月27日には下田メディカルセンター1Fロビーにて、賀茂地区の住民の方を対象とした「在宅療養とみとりについて」の市町民講座を、海老名メディカルプラザで在宅診療科に携わる志村通子先生をお招きして開催いたします。また賀茂地区で訪問看護をされている訪問看護師さん3名をお招きし、パネルディスカッションを通して住民の皆様に自宅での療養について、また看取りについて一緒に考えていければと考えています。
今後も多職種による勉強会や住民の皆様に向けた講演などを開催して参ります。是非お誘いの上、皆様のご参加をお待ちしております。
平成29年1月27日 松崎・西伊豆地区 多職種連携セミナー 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
先週の下田・南伊豆地区の在宅看取りの勉強会に続き、松崎・西伊豆地区において、多職種セミナーを開催しました。
医療・介護に携わる40名の方が参加され、池田医院 池田正見 院長(賀茂医師会長)による「在宅看取りの状況」の講演と「在宅看取りを推進する上での課題」をテーマにグループワークを行いました。
池田先生の講演では、看取りを行ううえで、亡くなるまでに至る経緯や死亡時の対応など、ご家族に対する説明が大切であること。看取りを行う医師が少ない現状では、開業医がグループを作り協力して看取りに取り組むといった、人材不足を補う手段の検討などのご指摘をいただきました。
グループワークでは、西伊豆田子診療所 笹井 平先生、宇津野 彩先生、中江医院 中江順先生、西伊豆健育会病院 吉田正副院長、吉田英人先生と、多くの先生が参加され、患者さんを病院から自宅に送る立場、また受ける立場からのお話が伺え、多職種の方々が知恵を出し合い、課題とその対策について活発な議論が行われていました。
参加者からは「デスカンファレンスの必要性を感じた」「多種職の立場からの意見を聞くことが出来良かった」「先生が多く参加されており、看取りに対する意識の高さを感じた」「成功した看取りの事例紹介を行ってほしい」などの意見が寄せられています。
次回は場所を東伊豆町に移し、河津・東伊豆地区での多職種セミナーを2月18日に開催予定です。地区関係者のご参加をお待ちしております。
平成29年1月18日 下田・南伊豆地区多職種連携セミナー 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター主催による、医療、介護に携わる多職種の方を対象に『多職種連携セミナー』を下田メディカルセンターで開催しました。
『在宅看取り』をテーマに、医療、介護に関係する事業所、行政機関計68名の方が参加され、「在宅看取りの状況」と題し、いなずさ診療所の川﨑 祝 先生の講演、続いて「在宅看取りを推進する上での課題」によるグループワークが行われました。
グループワークは9グループで、上の山鎮目クリニック 鎮目 研吾 先生、伊豆南クリニック 松村 義裕 先生、賀茂健康福祉センター 藤本 眞一 医監兼保健所長、下田メディカルセンター原 徳壽 先生、畑田 淳一 病院長にもご参加頂きました。
川﨑先生の講演は、在宅看取りの状況において個人、家族の思いを大切にされ診療を行っていることや、実際の事例等具体的に分かりやすい講演でした。また、グループワークの参加者からは、「看取りというテーマを多職種の方々と考え、意見を知ることが出来ました」「地域の先生方の参加で、普段聞くことが出来ない先生の意見も聞くことが出来ました」「多職種の意見を聞くことで、今後の課題が明確になった」等のご意見を頂きました。
今回のセミナーを通じ、下田市・南伊豆地区の多職種間で顔の見える関係性の構築を図り、今後につながれば幸いです。
平成28年12月14日 東伊豆町認知症町民講座 東伊豆町あんしん見守りネットワーク協力機関勉強会 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
12月14日(水)に東伊豆町役場1階大会議室にて、東伊豆町役場主催、東伊豆町認知症にやさしい町づくり連絡会「ニューサマーオレンジ」・東伊豆町介護者倶楽部・賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター共催による、東伊豆町認知症町民講座を開催しました。東伊豆町・河津町地域住民総勢118名が参加しました。
講演は「認知症の人が安心して地域で生活するために〜住民、関係機関ができること〜」をテーマに下田メディカルセンター畑田 淳一 病院長 が講演を行いました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターに斎藤 るみ 氏(認知症にやさしい町づくり連絡会 代表)、コメンテーターに畑田 淳一 氏(下田メディカルセンター 病院長)を迎え「当事者、家族、関係者の声から学ぶ」をテーマに、パネリスト斎藤 良七 氏(介護者家族代表)高岡 睦子 氏(小規模多機能ホームあたがわ 管理者)木下 文子 氏(認知症にやさしい町づくり連絡会)の3名でそれぞれの立場から情報提供を行い、認知症の人が安心して地域で生活できるための意見交換会が行われました。
講演会、グループディスカッションのお話を聞き、認知症の人を一人で支えるのではなく、家族・医療・介護関係者地域全体で連携することの大切さを再認識出来ました。
今後も市町、各関係事業所等と協力し、地域住民の皆様に医療・介護の普及啓発の講演会等を行っていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
平成28年12月6日 賀茂地区在宅医療・介護連携推進事業勉強会 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
12月6日(火)に松崎町役場 環境改善センター2階会議室にて、西伊豆健育会病院主催、松崎町役場、西伊豆町役場、賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター共催による、松崎町・西伊豆町地域住民向け勉強会を開催いたしました。
西伊豆健育会病院 内科医 坂本 壮先生を講師にお迎えし、「寝たきりにならないために必要なこと」をテーマに、松崎町・西伊豆町地区の地域住民54名の方が参加しました。 坂本先生は順天堂大学医学部で教育・研究等に貢献した教員に贈られる、ベストチューター賞を2度受賞されています。
講演では、寝たきりになる原因として、脳卒中、認知症、骨折の3つを挙げ、下記のようなポイントを教えてくださいました。
・脳卒中は生活習慣病に気をつける
・家庭で血圧を測る
・認知症は物忘れとの違いを理解する
・治る認知症もある
・骨折は、薬による影響も考えられる
・4つ以上の薬を内服している患者は転倒リスクも高まる
参加者の方は、寝たきりにならないためのポイントをメモに取りながら、先生の話を熱心に聞いていました。講演後、参加された方から「とてもわかりやすかった。」と直接感想を頂き、大変満足されている様子でした。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
平成28年11月30日 賀茂地区在宅医療・介護関係者勉強会 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
11月30日(水)に下田メディカルセンターにて、賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター主催による、「認知症勉強会」を開催致しました。
下田メディカルセンター病院長、脳神経外科医 畑田 淳一より「医療・介護で認知症の共通認識を持とう!!」をテーマに講演をしました。
医療・介護・行政関係者100名ほどの参加を予定しておりましたが、予想を上回る135名の多職種の方が参加してくださいました。
勉強会は大変好評で、アンケートでは「認知症の薬の内容がよく理解できた。」「認知症には早期発見と早期対応が重要だと再認識できた。」「認知症サポータに興味が沸いた。」と、認知症に対して興味、関心の高さが伺えました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。今後も、多職種間の勉強会やグループワーク等を行い、多職種の連携を推進してまいります。どうぞ、宜しくお願い致します。
平成28年11月20日 多職種連携リーダー研修 参加報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
11月20日(日)に静岡商工会議所会館にて行われた、静岡県と静岡県医師会主催の「多職種連携リーダー研修」に参加してきました。
参加者は、静岡県内の医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、ケアメネ―ジャー、療法士、地域包括支援センター職員、行政職員、在宅医療・介護連携推進支事業相談員総勢223名が参加しました。 賀茂地区からは、下田市は伊豆南クリニック松村先生を中心に8名、松崎町・西伊豆町からは池田医院池田先生を中心に7名が参加しました。
この研修を通して、「在宅医療を多職種で推進する地域リーダーの養成」を目的に、講義・グループワークを行い、地域のリーダーとして在宅医療推進へ向けた技能・手法等を学びました。
研修を終えて、賀茂地区で参加したメンバーから輪を広げ、地域のリーダーとして、多職種連携の推進に貢献していきたいと思います。
平成28年11月9日 第1回IDリンクと静岡県在宅医療・介護連携情報システムの概要説明会 開催報告
(賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター)
今年5月に、賀茂地区における在宅医療・介護連携推進事業の効率的な運用を目指し、 下田メディカルセンター内に「賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター」を新設しました。
今回は、松崎町役場 松崎町環境改善センター2階大会議室にて、松崎町・西伊豆町の医療、介護に携わる多職種・行政職員31名が参加し 「第1回IDリンクと静岡県在宅医療・介護連携情報システムの概要説明会」を開催しました。 これは、医療介護に携わる関係者間の効率的かつ有効な情報交換ツールの普及を目的としたものです。
開催後、参加者の方からは、この情報ツール運用に関して積極的なご意見を頂き、関心の高さが伺えました。
今後も説明会・事例紹介を行い、引き続き、普及啓発活動を進めていきたいと考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。
平成28年3月2日 静岡県版在宅医療ネットワークシステム操作説明会 開催報告
下田・南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会では、当地区での静岡県版医療ネットワークシステムの運用に向け、昨年11月に静岡県医師会、SBS情報システム社のご協力を頂き、賀茂医師会を窓口として研修会を開催し、多くの職種の方に出席頂きました。
今回は、実際の運用を想定したシステムの操作説明会が開催されました。PCを使用して操作を行ってみることでよりイメージが具体化されてきました。 このシステムを利用する事で、多職種多事業所間における連携が更に促進していけるよう、輪を広げていきたいと考えています。
平成28年2月22日 在宅医療介護連携推進協議会・代表者会議 開催報告
第4回下田・南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会代表者会議が開催されました。 平成26年度4月から医療、介護、福祉、行政に携わる各関係多職種の方々のご協力を頂き、「住み慣れた町で、自分らしい人生を過ごすことが出来る地域作り」をテーマに活動を行って参りました。 医療、介護、福祉、行政、多職種間の顔の見える関係作りができ、地域住民の皆様には在宅医療介護の講演会を通して普及啓発活動の成果も現れました。
平成28年度以降は市町の事業に運営は移行され協議会は新しい形で出発、発展を目指して取り組んでいく予定です。
平成28年1月30日 講演会 開催報告
(下田南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会)
1月30日(土)、下田メディカルセンター1Fロビーにて「がんになっても地域で生活する方法 〜医療機関との連携〜」と題した講演会が、下田南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会主催により開催されました。
講師に静岡県立静岡がんセンター看護師長 林さとみ看護師、下田メディカルセンター副院長 齋藤幸夫先生、いなずさ診療所長 川崎祝先生を招き、がんと診断された後、各施設でどのような治療が出来るか、また、現在のがん疼痛ケアや在宅での看取りの現状について参加者に解りやすくご紹介して頂きました。
当日は、雨の降る寒い日でしたが、定員を上回る158名の地域住民の方が参加されました。2人に1人はがんに罹患すると言われる中、皆さん、講演の内容に興味深く聞き入っていました。
平成27年12月26日 下田・南伊豆地区多職種連携セミナー 開催報告
下田・南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会主催による、医療、介護に携わる多職種の皆様を対象に『多職種連携セミナー』が南伊豆町役場湯けむりホールで開催されました。
当日は、医療、介護に関係する事業所、行政機関計71名の方が参加され、『地域包括ケアシステムの構築と効率的な多職種連携』について、「地域包括ケアと高齢社会」と題し医療法人社団つくし会理事長新田國夫先生の講演、続いて事例検討によるワークショップが行われました。
新田先生の講演は、自分が考える地域包括ケアに、新たな風を巻き起こしてくれた、そんな驚きの多い講演会でした。
また、ワークショップの参加者からは、「異なる職種の人達がどのような事をしているのか、それぞれ職種ごとの目線の違いを感じる事が出来て勉強になった」「他の業種の事も知ることが出来よかった。いろんな職種の人に参加して欲しい」等のご意見を頂きました。
平成27年11月16日 在宅医療介護推進協議会 開催報告
「第3回下田・南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会」が開催されました。
行政、医療、介護、福祉に携わる多職種の方々で構成された3つの検討部会にて、在宅医療推進に対する活動報告を行いました。
各部会報告では、多職種連携セミナーの開催計画、住民向け講演会開催計画の報告など含め今後の活動計画についての意見交換で協議が繰り広げられました。
平成27年11月11日 静岡県版在宅医療ネットワークシステム説明会 開催報告
下田・南伊豆地区在宅医療介護推進協議会において、在宅医療・介護サービスの情報の共有支援、在宅医療従事者の負担軽減を目的に、静岡県医師会と㈱SBS情報システムが構築した静岡県版在宅医療連携ネットワークシステムの説明会を実施致しました。
この在宅医療連携ネットワークシステムは主治医を中心とした患者ごとの多職種チーム(薬剤師、訪問看護、ケアマネージャー、ヘルパー等のサービス事業所)を登録し、IT機器を活用して登録したチーム内での情報共有を支援するシステムです。
11月11日に行われた説明会には66名の関係者(内訳賀茂医師会より11名、医師・行政・下田、南伊豆地区介護事業所)の参加がありました。
参加された医師やケアマネージャーから多くの質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。
平成27年9月9日 市民公開シンポジウム 開催報告
9月9日18時より、下田市民文化会館大ホールにて
【この地域の医療と介護をどうするのか】〜あなたが支える医療と介護のネットワーク〜
と題した市民公開シンポジウムが開催されました。
当院からは病院長の畑田がシンポジストとして出席いたしました。当日は570名程の来場があり、静岡県健康福祉部壁下理事の挨拶に始まり、各地域の在宅医療連携推進協議会の活動報告など6名のシンポジストによるプレゼンテーション、その後シンポジウムでは6名のシンポジストと会場の参加者を交えてのディスカッションに盛り上がりを見せました。
これを機会に賀茂地域の在宅医療について考える環を広げていきたいと思います。
平成27年8月24日 在宅医療介護推進協議会 開催報告
第2回下田・南伊豆地区在宅医療介護連携推進協議会を開催いたしました。
行政、医療、介護、福祉に携わる多職種の方々で構成された3つの検討部会にて、在宅医療推進に対する活動報告を行いました。
平成27年7月27日 下田・南伊豆町在宅医療介護連携推進協議会 開催報告
「下田・南伊豆町在宅医療介護連携推進協議会の取り組み」
昨年度より取り組みを始めました協議会では、今年度より検討部会を立ち上げ、在宅医療推進に向けた具体的な取り組みを開始しています。
7月27日には、普及啓発検討部会と多職種連携推進連絡部会の会議が当院で開かれ、地域のクリニックの先生や病院職員、行政職員、介護施設職員、障害者施設職員が集まり、熱い議論が繰り広げられました。