令和2年2月16日「賀茂地域健康増進講演会『運動と健康とわたし』」 開催報告
2月16日(日)松崎町環境改善センターホールにて、住民の皆様を対象とした講演を賀茂健康福祉センターとの共催で開催いたしました。テーマは「運動と健康と私」。健康寿命の延伸のために運動とバランスの良い食事、食事を摂るため歯と口の健康を保つことの大切さについて知る内容でした。
静岡県賀茂健康福祉センターの挨拶、賀茂地域の健康寿命延伸にむけての紹介の後、田子歯科診療所院長 山本千文先生による「スポーツと歯科の関係」、続いて公認スポーツ栄養士 小山ゆう氏が「スポーツと栄養の関係」について講演をいただきました。歯を失って義歯を使用しない場合の認知症の発生リスクの紹介や食事栄養についてはサプリメントやプロテインに頼ることなく、野菜や乳製品などからバランスよく栄養を摂取することの大切さを紹介しました。
アンケートでは、歯の健康チェックの大切さ、かみ合わせ、8020運動、栄養摂取のための食事、具体的な摂り方、カロリーと炭水化物の話などに参加者は興味を持ったと感想をいただきました。今後もこのような講演を定期的に開催したいと思います。
令和2年2月1日「令和元年度在宅医療・介護連携推進事業講演会」 開催報告
2月1日(土)、下田市民文化会館において、「令和元年度在宅医療・介護連携推進事業」として講演会を開催し、地域住民のほか保健・医療・介護・福祉関係者あわせて約120名にご参加いただきました。
講師に全国在宅医療支援診療所連絡会会長、医療法人社団つくし会 新田クリニック院長 新田國夫先生をお招きし、『人生会議のすすめ』~住み慣れた地域で最期まで~と題して地域住民の皆様に人生会議について講演しました。本人にとっての最善を本人の意思を確認しながら、医学的判断を取り入れることが大切と話していました。また、諸外国を例にACPは病院だけでなく介護施設、在宅の現場を想定すること、本人の意思を推定しうる家族等の信頼できる者と本人を含めて、繰り返し話し合っておくことの重要性を紹介しました。講演後のアンケートには、「人生を考えるきっかけになった」「家に帰り、家族としっかり話し、相談することにした」「自分の考えをしっかり伝える、周りに理解してもらう」など、ほとんどの方が関心を持っていただいたと思います。また、人生の最終段階だけでなく、あらゆる年齢、ステージにおいて人生会議の実践を進めるべきだと思いました。
支援センターでは、今後も県市町等の行政機関、各関係団体にご協力いただき、講演会を開催して参りますので、お気軽に御参加下さい。
令和元年度在宅医療・介護関係者向け勉強会
「在宅医療・介護等多職種連携についての事例検討会」 開催報告
10月24日(木)河津町保健福祉センターふれあいホールにおいて河津・東伊豆地区の事例検討会を開催いたしました。松崎・下田に続き賀茂圏域で3会場目の開催です。
事例は居宅介護支援事業所より提供され、各地区同様に他職種26名が参加し、4つのグループに分かれ事例検討を行いました。
共同生活ができない避難所生活困難な方の支援について、災害時の避難と受入れ場所や認知症の方との援助関係の築き方についての検討会となりました。検討会を通じて援助者の想いが強くなり過ぎない、本人の考えを理解する必要性、重要性、配慮が大切。これから先、問題として多くなるケースだと思う、地域共生のネットワーク構築が必要といった感想を頂きました。
参加いただきました皆さん、ご協力いただいた下田南伊豆主任ケアマネの会の皆さんありがとうございました。
支援センターでは、今後も勉強会・講演会を開催してまいります。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
令和元年 度在宅医療・介護関係者向け勉強会
「在宅医療・介護等多職種連携についての事例検討会」下田会場開催報告
10月16日(水)下田メディカルセンターにおいて南伊豆・下田地区の事例検討会を開催いたしました。下田会場では市内の医療機関より提供された事例について、51名が参加し、6つのグループに分かれ事例検討を行いました。
その人らしく生活していくためにはどういう社会資源を活用できるか?を課題として在宅生活の支援、社会復帰、周囲との関係性について多職種で検討しました。障害者支援や福祉事務所など、どのようなサービスがありどう関わりを持っていくことが利用者にとって良いかなど、各職種が参加したグループワークではそれぞれの考え、意見を聞くことがでました。また発表を通じて、参加者は各グループの意見を共有することで対応方法を知ることができたと思います。
令和元年度 在宅医療・介護関係者向け勉強会
「在宅医療・介護等多職種連携についての事例検討会」 開催報告
9月18日(水)松崎町環境改善センター会議室において松崎・西伊豆地区の勉強会を開催いたしました。西伊豆町内の施設から提供された1事例について、多職種36名が参加、4つのグループに分かれ講師の指導の下、事例検討を行いました。
ひとつの事例を多職種で検討することで、事例提供者はいろいろな助言を受け、参加者は提案された考えを共有、検討することで互いの関係性を学ぶことができたと思います。今後、事例検討会は10月16日下田会場、10月24日河津会場のそれぞれで開催いたします。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
令和元年度 医療・介護関係者向け勉強会
「高齢者の脱水症状と栄養管理について」開催報告
7月1日、3日、11日 松崎町、下田市、河津町の3会場にて、賀茂地区の医療・介護・福祉・行政などの多職種を対象に、「高齢者の脱水症状と栄養管理について」勉強会を開催し、延112名が参加しました。
講演は株式会社大塚製薬工場 静岡支店静岡営業所 徳永裕道様を講師に迎え、熱中症の基礎知識と経口補水液の使い方、フレイル・サルコペニアと高齢者の栄養管理について学び、摂食回復支援食「あぃーと」の試食を体験しました。
参加者からは「これから暑くなる時期なので、熱中症については改めて認識や意識ができた。」「フレイル・サルコペニアの予防、運動の必要性について、改めて知ることができた。」 「試食については「実際に目にして、口にして実感し、納得できる食事だった。」 「歯の悪い高齢者には見た目で楽しめて嬉しい食事。」「美味しかった。」 という感想をいただきました。参加した介護職員からも「今日学んだ事を頭に置き、早期発見、重症化を防ぐ様に務めていきたい。」「食について利用者に紹介したい。」といった意見、感想をいただきました。 ご参加いただいた多職種の皆様、ありがとうございました。
令和元年6月11日「支援センターより御礼とご挨拶」
日頃から支援センターの業務にご協力いただきましてありがとうございます。今年も多職種の連携に必要な勉強会や事例検討会等に多くの方に参加していただき、在宅医療・介護連携を進めていけるように努めていきたいと思います。地域の皆様に向けての活動も進めていけたらと思います。
支援センター事務員 金指