在宅療養情報 No.18
訪問(歯科)診療と往診について
~訪問診療と往診の違いは? 申し込み方法から利用まで~
賀茂地区に
医療と介護の輪を
賀茂圏域に住む高齢者が住みなれた地域で暮らし続けられるよう、1市5町(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)が地域支援事業等の共同を図り、「在宅医療介護連携推進事業」の8つの事業項目を、医療法人社団静岡メディカルアライアンスに委託しました。
事業を受託した当法人はその窓口として、下田メディカルセンター内に「賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター」を平成28年5月25日に開設、運営しております。
「賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター」の新着情報
在宅医療・介護連携推進事業としての取り組み
現状分析・課題抽出・施策立案(計画)
(ア) 地域の医療・介護の資源の把握
(イ) 在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
(ウ) 切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築の推進
対応策の実施
(ア) 在宅医療・介護連携に関する相談支援
(イ) 地域住民への普及啓発
(ウ) 医療・介護関係者の情報共有および研修の支援
対応策の評価の実施、改善
医療と介護に関わるさまざまな職種が連携、協働していくための相談窓口として、
平成28年5月より下田メディカルセンター内に開設し、在宅医療・介護連携に関する相談に対応しています。
賀茂地区在宅医療・介護連携推進支援センター TEL. 0558-25-3535
住民のみなさまからの相談には各市町の地域包括支援センターが対応しています。
当センターの相談実績については、こちらをご覧ください。
講演会・勉強会の掲載を希望される事業所の方はこちらをご覧ください。
令和7年7月17日開催 賀茂地区内 医療・介護・福祉従事者を対象とした「第2段階のACP」に関する勉強会 開催報告
賀茂地区在宅医療介護連携推進支援センターでは、賀茂地区の医療・介護・福祉・行政の従事者を対象とした「第2段階のACP」に関する勉強会を開催しました。
この勉強会は、現在、市町や地域包括支援センター等による、住民を対象とした「第1段階のACP」の普及発活動が進められていますが、そこから一歩踏み出し、個人の健康状態や状況に応じ本人、家族、支援者との3者で個別に実施する「第2段階のACP」について、支援にあたる多職種の方がその重要性を理解し、本人らしい選択が出来る為の支援に向けた ノウハウを学び、適切なサポートを提供することで、住民が安心して医療やケアを受けられる体制を構築していくことを目的としました。
勉強会開催案内の反響は大きく、50名の募集定員に対して80名を超える申し込みがあり、急遽参加枠を増やし、最終的に82名の方が参加となりました。
講師には静岡県医師会理事でいらっしゃる、たけなか三島東町クリニック医院長 竹中俊介 先生をお招きし、先生の講演と、シズケアサポートセンターで先生が中心となり作成した「第2段階のACPに対応した多職種連携ツール、シズみんシート」について、その作成意義や活用方法などにつて紹介してくださいました。講演後の質疑応答では、ご参加された医師から、「積極的に“第2段階のACP”に取り組んでいきたいと、力強い思いが聞かれました。
今後は、多職種連携ツール「シズケア*ささえあい連携シート」の活用に向けた勉強会や「第2段階のACPの取り組み事例」など、開催を検討していきたいと思っております。
在宅療養についての情報を分かりやすくお伝えするために広報誌を発行しています。